Queen IIのA面3曲目

Father to Sonのフェードアウトと同時に静かにバックの持続音がフェードインしてきます。本当は通しでアップロードすればよかったんだろうなぁ。

この曲もギター重ねまくりです。
のっけから6トラック使っちゃいました。

でもこの曲で重要なのはそこではありません。

歌のバックのあの何気ないアルペジオ。
低音弦がA-Gと下がってきます。4弦3弦はずっと2フレットを押さえてますが、3小節目で6弦1フレットのFを押さえて初めて4弦を開放し、小指で5弦を押さえ、人差し指は1フレットをセーハさせて、4弦でE♭の音を出します。

この時、左手は中指を使わない変形押さえのF7になってます。E♭の音が重要なので、できるだけ長く響かせたいのです。

4小節目で2弦を開放させるためにセーハを解いて(でも、6弦は1フレットのまま)また4弦2フレットを押さえるのですが、ここが上手くいかない。音が切れてしまったりノイズが乗ったりしてしまいます。

このアルペジオをこなすのに3日ほど練習しました。僕の中ではこの曲の70%くらいの比重を占めてます。

で、その他の部分についてのコメント。

途中のピヨーンピヨーンなっているギターらしき音ですが、この音を手持ちのギターで出すことは無理だったので、代わりにシタールの音源を使っています。実際はどうなんでしょうね。

終盤は三重唱コーラスにギター重ね録りが左3本、右3本、ソロで中央1本。
重ね録りギターの最後、かん高い音で〆て後は静かに終わります。