また、だいぶ空いてしまいました。
クリスマスの後忘年会があって、二日酔いでなにやら調子が悪いなとウダウダしていたらいつの間にか大晦日に・・・ヤバイ。
今年の締めくくりというほど大層な記事は書けないので、過去に書いた内容に関連して、その後分かったことを書いておきましょう。
10月にピンクフロイドのエコーズをアップロードした際、ポンペイライブの音は、広い場所で思いっきり大きな音を出してフィードバックをかけないとね・・・というような事を書いたのです。
その後もつらつら考えておりました。
エフェクターで電子的にフィードバックをかけても、弦の物理的振動に戻さない限り、きれいな音を持続させることはできません。通常のフィードバックは、アンプからの大音量の音波振動を弦に戻し、共振させているわけですね。
と、ここで考えた(いちおう、これでも理系なのだよ)。
そもそも、エレキギターはどうやって音を出しているのか。弦の振動を音波として拾っているわけではありません。ピックアップという「磁石とコイル」の作る磁場を、磁性体である弦が振動することでかく乱し、その結果としてコイルに発生する微弱電流を拾っているのです。
これがマイクだとするなら、スピーカーに当たるものを作ればよいのではないか??
音波じゃなく、磁場が出る音の出ないスピーカーのようなもの。要するに電磁石。それを弦の傍に置いて、磁力振動で弦を共振させられないか?
考えてみれば、スピーカーって電磁石に紙を貼って音波を出してるんでした。
おぉ、これは世紀の大発明ができるのではないか!!
と、一瞬色めき立ったものの、具体的にどうすればよいかなと思ってググっていたら、こんなものを見つけてしまいました。
やはり世の中同じことを考える人は既にいたんですね。大発明の夢は儚くも消えてしまいましたが、さてどうなんでしょう、この製品。怪しさ満点じゃぁありませんか(笑)。でもよくできてるな。想像していた音とはちょっと違うけど。
正規版75,000円。廉価版32,000円
ちょっと二の足を踏んでしまう値段ですね。1万円くらいなら買っちゃうけど。