前回の曲投稿が5/25で、すでに1週間経っているのですが、次の曲はまだ完成しそうにありません。

今年に入ってから、今回のように時々投稿のペースが落ちることがあるのですが、それには理由がありまして。実は月1回、2泊3日の国内一人旅をするようになったのです。

姫路城にて。(写っている方はたまたまです。知り合いではありません。)

11年前に曲の蒐集というこの音楽活動を始めてから、旅行というものを全くしなくなっていました。それ以前は仕事で大阪、名古屋、仙台などの大都市に出張することが時々あったのですが、この10年はサッパリです。それどころか、さいたま市の外に出るのもほとんどなく、コロナ禍においても、それ以前とほとんど変わらない生活でした。

だから1000曲投稿とか達成できちゃったんですけどね。

引きこもりと言えば引きこもりみたいなものなんですけど、健康維持のために、ほぼ毎日、散歩というかウォーキングはしています。近所を3000～5000歩程度歩くんですが、いろんな道を通ってみても、近所だけだと当然飽きてきます。

なんで方角は東西南北しかないのだろう・・・とおかしなことを考え始め、電車やバスを使って行動半径を広げ、景色を変えたりしていたんですが、そこにコロナ禍がやってきました。それから3～4年ほど、電車とバスに乗らないで過ごすことになってしまいました。

2年前にコロナが5類に移行し、世間的には日常に戻った風になりましたが、老人にとっては油断なりません。買い物などで屋内ではしばらくマスクを外せないでいました。マスクの頻度が下がったのは昨年あたりからでしょうか。

コロナ罹患数の状況は毎週末に発表されるので、NHKのサイトで確認しているのですが、5類移行以後、波はあるものの患者数は減り続けています。今が最も安全な時期です。

ということで、約半年前、2025年が明けた時に「今年からは旅行しまくってやろう」という誓いを立てました。

参考までにこれまで行った場所を書いておきますと・・・
・1月 静岡市、清水市(三保の松原)
・2月 お伊勢参り
・3月 神戸、姫路城
・4月 金沢、富山
・5月 出雲、松江、境港、尾道

どうせ行くなら、この10年のスマホによる世の中の進化を一気に体感すべく、可能な限りキャッシュレス化にチャレンジ。そのためにスマホに設定したアプリは数知れず・・・

ビジネスホテル予約、新幹線予約、航空券予約

旅行は計画を立てるところから楽しいのですが、おかげでグーグルマップの使い方はだいぶ上達したと思います。

最初の静岡は新幹線のスマホ予約のお試し的な意味合いです。本当に現金を使わずに旅行できるのかチャレンジしたのですが、本当に使わずに旅行できてしまいました。スマホに寄る世の中の進化は結構すごいものがありますね。

ふだん首都圏だけで生活していると、鉄道・バスはSuica(スマホのモバイルSuica)だけで行けてしまいますが、地方に行くとそう単純ではありません。新幹線も西行きはJR東海のアプリを使って予約しなければならないし、北行きはJR東日本のアプリで予約しないと上手くいきません。で、予約後にSuicaのIDに紐づけするんですね。

新幹線以外はさらに複雑で、米子～倉敷間の特急券はJR西日本の予約アプリだったのですが、Suicaへの紐づけはできず、松江で事前に紙切符を発券しました。特急券だけ事前に予約購入して、乗車券分はSuicaでタッチというハイブリッド技もあるみたいなんですが、かえってややこしいのです。

交通系ICカード、Suica以外に、TOICA、ICOCA、PASMOなど各社いろいろあり、同じ社、例えばJR東日本に閉じた範囲内なら普通に乗り降りできますが、JR東日本とJR東海など社をまたぐ場合は降りることができません(新幹線は例外で、使えます)。また、そもそもICカードが使えない駅もあるので事前リサーチは必須です。面倒と言えば面倒なんですが、こういうのが頭の体操になって、意外と楽しかったりします。

キャッシュレス旅も、保険の意味で現金は持ち歩いてはいますが、一番の盲点は「お賽銭」です。投げ入れるだけの小銭は常備しておかないと面倒なことになります。でも、日本一の神社たる伊勢神宮では500円コインを投げ入れ、天照大神にYouTubeチャンネルの繁栄をお願いしたんですけどね。

と、まぁ、書き始めるといろんなことはあるんですが、このブログやYouTubeに旅行関係のコンテンツを投稿する気はありません。僕にとっての一人旅は散歩の延長みたいなものです。その手のコンテンツはYouTubeにあふれているので、それで勝負する気はありません。話は若干脱線しますが、YouTubeにある旅の動画って半分くらいは食事もので、みなさん食べまくってます。齢66の身からすると、あんなにむしゃむしゃ食べられません。若者と老人の差を感じてしまいます。

多くの日本人にとって、温泉というものが観光の大きな要素ですが、僕は温泉に全く興味がありません。なので、温泉地や温泉宿は最初から選択肢にありません。

今から4年前の2021年に、心筋梗塞を発症し、冠動脈にステントというものを挿入して血流を確保し、なんとか一命をとりとめました。その後のリハビリの際に、「心筋梗塞を経験した人は、階段などによる縦移動は1階分程度が限度」と言われました。それ以上行うと、息切れしてしまうということですな。でも、薬を継続してるおかげか、今では3階分程度の縦移動は問題なく行えています。

ですが、無理は禁物。自力登山もダメだよなぁ、と思います。確かに神戸の坂は結構しんどかったし、この間行った尾道はまるで修行のようで、あと5年も経ったら無理じゃないかと思いました。もう金毘羅さんには行けないんだろうか?

だから、やっぱり散歩の延長なんですよ。地方のそこそこの都市に行って、駅周辺の発展や開発の度合いを実際に歩いて感じてみたりするのが性に合っていますね。でもね、旅を終え、さいたま新都心の駅から自宅に帰る道を歩く度に「あれっ、ここが一番良い所なんじゃないか」って毎回思ってしまいます。

これを読んでいるみなさま、嘘だと思ったら一度さいたま新都心に来てみてください。なかなかのモノだと思いますよ。ん?、変なオチになってしまいましたが、月1の一人旅をアクセントにして、引き続き音楽活動も頑張ります。

ではでは。