眩惑のブロードウェイ。Side.3の3曲目です。

いろんな曲で使われていそうな?? ありがちなピアノのリフを土台に作られています。僕のなかでも一番印象の薄い曲でしたが、バックを流れるポリフォニックなシンセの音を聴くと、Genesisの曲だなと思います。

やはり見せ場は中間の部分。ピアノの細かなアルペジオにギター、ベース、ドラムが一体となったキメと、それに続くギターアンサンブルです。

盛り上げ役に一瞬だけシンセも入ってますね。

ここ、ギターで3トラック使いました。

因みに、こういうギターアンサンブルを録音する時、和音なのでそれぞれのギターのフレージングがダイレクトにわからないことが多いです。

おそらく、スティーブ・ハケットも、適当に弾いているのではなく、作曲者の譜面に沿って録音してると思うんですよね。いわゆるギターアドリブソロのフレージングとは異なることが多いのです。

そういう演奏の場合、僕はダミーギターMIDIトラックを作り、和音を聴こえるままに打ち込んでみます。

で、音程がこれでいいかな、となったら、打ち込んだ音を単音の複数パートに分け、それぞれを改めて耳コピしてギターで弾いて録音します。

ギターを好きなだけ重ねられるのが宅録の醍醐味ですからね。