椎名林檎 6回目。東京事変2007年のシングル。アルバム 娯楽(バラエティ)に収録。

このアルバム、椎名林檎さんは意図的に作曲に関わっていない作品で、この曲はキーボードの伊澤一葉さんが作曲。珍しく、明るい感じの曲です。

曲は比較的短いし、打ち込みと演奏自体は普通に行きましたが、音作りに時間がかかりました。キーボードはピアノ、終盤のオルガン、ギターもおそらく2テイクくらいで、楽器構成もシンプルなのですが、それぞれの楽器の存在感と、そのバランスが難しい。

ベースはうっすらディストーション、ピアノはダンパーレゾナンスがかかっていて、コンプ感、ところによってホンキートンクっぽくも聴こえます。一番難しかったのがドラムです。いろいろパーツ毎の音色とバランスを狙ってみましたが、あの感じにはならなかったかもしれません。打ち込みでは限界がありますね。

浮雲さんはギターを非常に軽快に弾いてます。一見簡単そうなんですが、マンドリンのようにトレモロに弾くところ、1拍6連で、僕がリアルスピードで弾くのは無理でした。