あけましておめでとうございます。

新年を迎えて、毎年「さて今年はどうしよう」と思うのですが、とりわけ素晴らしいことは思いつかないな。

2年前2023年の元日に、10年目に向けて、「やり残している曲をやる」みたいなことを書いています。それっぽいこともやっていますが、2年経っても収拾がつかない感じがしますね。だからまだまだ続けます。

でもまぁ、落穂拾いみたいになる予感もあります。

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ということで、Stevie Wonder。

これまでSuperstitionが入っている1972年のTalking Bookから始まり、1985年のIn Square Circleまでを追っかけてきました。その後も何枚か出て、買ってはいるのですが、なぜか心に響かなくて、あまり聴いていません。

なので、振り返って、まだやってなかったものを選曲していきます。

初回の曲はちょっと異色です。1969年のアルバム「My Cherie Amour」に収録されている曲。というより、僕がリアルタイムで知っているスティービーの曲で、最も古い曲です。

リアルタイムという所がミソなのですが、1969年というのが僕が洋楽を聴き始めた年でして、11歳=小学5年生です。う～ん、マセてますね。以前どこかで書いたと思いますが、おもちゃの電子ブロックで組んだAMラジオで流れていた曲を聴いていたんですな。

そこで聴いたリアルタイムのビートルズは「Come Together」でした。ビートルズでの歴史軸だと解散直前の一番洗練された時代なんですが、スティービーワンダーが自らをプロデュースし始めるのは1970年から、そして花開くのは1972年のSuperstition(迷信)なので、1969年はまだモータウンに「歌わされていた」時代なんですな。

なので、この曲はスティービーの作曲ではありません。シングルでリリースされ、米ビルボードではTOP10入りしているので僕も知っていたのだと思いますが、ただ、スティービー・ワンダーという名前は認識していませんでした。

ここから「迷信」までの間に何曲かヒット曲はあるのですが、その後の僕は専ら、後追いビートルズ、ムーディ・ブルース、そしてプログレを聴くようになったため、スティービーワンダーという名前を認識するようになったのは、やはり「迷信」からだと思います。
ということで、記念にやってみましたが、普通のポップスですねぇ。特にこれと言った感想はありません。強いて言うならば、サウンドの中心がストリングスだということですね。その次に目立つのがバックコーラス、次にギターです。ピアノって入ってるんだか入っていないんだか分からないくらい存在感がありません。