今期Steely Dan 11曲目。アルバムThe Nightflyより。

完全なジャズバラードです。そしてとても手の込んだコーラスワーク。

ほとんどの部分がコーラスのため、カラオケと称するのもおこがましいのですが、やりたかったのでやっちゃったという感じです。まぁ中間部には歌ソロの部分もありますし。

コーラスをボーカロイド化するのに、歌詞を打ち込んで、ちゃんと発音させるのが結構手間なのですが、この曲は3つのバースそれぞれ歌詞が違います。手間がかかるので、歌詞を噛みしめてしまいます。

なんか恋人と将来を夢見る若者って感じで、珍しく純愛ものですな。切なくてサウンドにとても合ってます。

イントロはアコースティックピアノでしっとりと始まりますが、本編はエレピも加わり、エレピは白玉のコード主体、アコピは細かなオブリガートとかを弾いてます。当初エレピに気づかなかったのですが、低音だけが鳴る瞬間があり、そこがエレピ特有の音だったので気づきました。

コードワークが複雑なので、コーラスも複雑です。フェーゲンの多重録音で3声、時々4声の部分あり。なかなか聴き取りにくい部分もあり、また、一部低音の音程が不確かな部分があったため、ライブ盤も参考にしています。そっちはキーは同じなのですが女性コーラスです。あれっ? ライブ盤はフェーゲンさん歌ってないのかもしれないな。

オルガンやギターのフレージングも音色もシブくて、こういうの自分のセンスでやれって言われても、絶対にできる自信はありませんな。だから完コピという名のなんちゃってジャズ。