今期Steely Dan 10曲目。アルバムThe Nightflyより。

正確にはSteely Danではなく、Donald Fagenのソロアルバムですが、ほぼほぼスティーリー・ダンです。確かにウォルター・ベッカーの名前はどこにもありませんが・・・

I.G.Y.の歌詞等については、ググればいろいろ見つかるので特には書きませんが、しかし、なんでまたレゲエなのかなぁ、と。2年前の前作アルバムトップのBabylon Sistersとかぶってるじゃん。

6分と比較的長い曲ですが、構成が単調なので、途中で放棄しようと思ったくらいなのですが、なんとか完成させました。ギターらしき音も3種入っているのですが、演奏はタイトで、結局全部打ち込みでもさほど違和感はありません。というか、一部、ギターっぽいシンセのような気もします。

演奏で、唯一人間臭さを感じるのはハーモニカ風の音。音色はハーモニカそのものなのですが、ビブラートが過剰にかかっていたり、コーラス効果が乗っている部分があるので、シンセだと思います。僕の打ち込みではビブラートとコーラスを同時にモジュレーションホイールに割り当て、それとは別にピッチベンドを多用しています。

ドラムはずっとレゲエのリズムなのですが、要所要所、バースの切り替わりの所で最初の1拍目だけキックが入っていなくて、そこがフックになっています。調べてみると、レゲエってそういうリズムなんですね。初めて知りました。