今期ビートルズ2回目。

Revolutionは、アップルレコードを設立して初めてのシングル、Hey JudeのB面です。ホワイトアルバムに入っているRevolution1の別バージョンですね。

僕がこれを初めて聴いた時、世の中にはまだヘビーメタルやハードロックという言葉はなかったのですが、このイッちゃってる爆音にはびっくりした気がします。

今の感覚で言うディストーションサウンドではなく、なんか病的なものを感じます。その当時のエフェクターってゲルマニウム・ファズは有ったのかな? でもそれとは違う音がしてますね。卓直結ライン録りなんでしたっけ? まぁ良く知りません。

手持ちの機材であの音を再現するのは困難で、そこそこ近い音を狙いましたけど。

基本ギターは2本ですが、もう1本追加で間奏とエンディングを弾いてると思います。2本のギターは完全に同じチャンネルに入っているので、弾き分けを探るのに苦労しましたが、片方は普通にロックンロールのリフなので、それ以外がもう1本かな。

サビのAlrightっていう所のリードギターがとってもカッコよいです。というか、よく練られた作りになってるなぁと感心します。

ミュージックビデオもありますが、歌だけ撮影時のもので、演奏はカラオケにあて振りでしょう。レコーディングであのビデオの通りに弾いてるとは思えません。

ニッキー・ホプキンスのエレピ、まぁ典型的なリフを弾いてるんだとは思うんですが、すごくマッチしてる感じがするんですよね。こういうの、僕としては、まさにこの曲で初めて耳にしたのだろうから、当然なのかも知れません。

長年聴いていたはずなのに、今回コピーして初めて気づいた事。

オープニングのギターですが、歌直前の4小節目、なんか寸詰まりです。0.5拍ぐらい短くないですか? ビートルズの曲、こういうの時々ありますね。

全体的にシャッフル(3連)なんですが、サビ直前のcount me outの「out」の所、3連に乗っていなくて8分音符の所になってます。気持ち早めに刻む感じになってますね。ここのグルーヴが肝ですね。