Stuff 5回目。今回で最後にします。2枚目のアルバムMore Stuffより。

ギターのエリック・ゲイルの曲です。

これまで1枚目のアルバムから4曲やってきました。1枚目のアルバムはメンバーのみの純粋な演奏という作りでしたが、2枚目のMore Stuffは、バイオリンが入ってるとか、ベースのゴードンさんのシブい歌声があるとか、ちょっとやりにくい要素があります。

そんな中にあって、今回の曲は1枚目っぽい曲調。ギター多めの仕上がりになってます。ギター以外はバックに徹している感じでそんなに目立ちません。

あ、ベースはゴリゴリっとした音でまさにスタッフらしいです。

アドリブ部分を除けば、実に素直な演奏で、メインメロディを弾くのはそんなに難しくはありません。強いて言えば、スライドイン(1音下からツルりと上がるとか逆に下がるとか、嘗め回すような弾き方)が多いかな。

中間部は結構長めのギターソロ。いわゆるロックの弾き方ではなく(タイトルはロックなんだけど)、タイミングを工夫したスリリングな弾き方。こういうのは年季なんだろうな。

終盤は新たに2本のギターが4小節ずつ掛け合いをしてます。もう一人のほうのギター、コーネル・デュプリーのフェンダー系の音が良い感じ。

しかし、2人ともとってもブルージーです。ブルーノートが出て来ると必ずクォーター気味のチョーキングになってます。

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というわけで、1970年代後半のフュージョンブームの代表格のStuffの自己リベンジでした。