Stuff 4回目。Leon Thomasの曲をStuffがカバーしたものです。

Stuffはカバー曲も何曲かやっています。この曲の作曲者Leon Thomas、どこかで聞いた事あるなと思ったら、SantanaのWelcomeというアルバムで歌ってる人でした。Santanaのメンバーとして1973年に来日(「ロータスの伝説」のやつ)もしてますね。

曲は16小節パターンの繰り返し。ゆったりとしたリズムで流れます。ずっと同じ調子で、イントロ、テーマ、ギターソロ、ピアノソロ、テーマ、アウトロという構成。

この曲でも頑張ってるのはキーボードかな。ピアノ、エレピ、オルガンと3台を駆使しています。印象的なのは、エレピのキラキラキラっていうヤツかな。

Stuffの真似事をしていた当時、この曲は割と簡単だったのでやっていた記憶があるのですが、このキラキラをこれ見よがしにやっていたような気がします。

エレピと言えばフェンダーのRhodes(ローズ)。これを頑張って買ったのですが、いろんなモデルがありまして。高いのはアンプ込みのやつで、このアンプがあの特徴的なトレモロサウンドを出すのです。が、僕が持っていたのはおそらく一番安い奴でアンプは無し、金属の4本の細い足をねじ込んで立てるヤツでした。

なので、他の安いアンプで頑張ってトレモロさせていたと思います。それでも、Rhodesは電子ピアノではなく、音叉をハンマーで叩き、その振動をピックアップで拾うものだったので、当時の安っぽい電子ピアノとは比べ物にならない表情豊かな音だったのです。

それゆえ、Rhodesの鍵盤はとにかく重く、大変でした。