今期キリンジ3曲目は、2018年のアルバム「愛をあるだけ、すべて」より。

シングルでも出たこの曲、歌詞中に「愛をあるだけすべて」があるので、アルバムのタイトルソングと言ってもよい位置づけです。

J-POPなんだけど、若者の歌ではありません。「母さんはまだほおけていない、きょうも息子は学校に行かない」などのくだりがあり、50歳で人生半分終わってしまったという境地。KIRINJIは歌詞も斬新なものがあります。

かなりエレクトロなサウンドですが、コピーしてみると、コード弾きをしている楽器の音が、もやーっとしています。なんだこれ? エレピは別にあるみたいだし・・・

と考えてたら気が付いた。
このバンド、ペダルスチール弾きが居るんでした。まさにその音。

DTM的に一番強敵なんだよなぁ。

幸い、この曲では一部のみスライドするような弾き方をしていないので助かりました。

ギターはまたもやリズムに徹していますが、リズムパターンはAメロとサビ/リフでは違いますが、カッチリと決まっているようだったので、あまり悩まずに弾くことが出来ました。

ベースは低いC#の音まで登場しますので5弦ベースだと思います。
Eより低い音ってなかなか音程感を持って感じるのは難しいかと思ってましたが、この曲では普通に認識できますね、慣れなのかな?

途中のCメロ、弓木さんのロボットのように加工した声が入っています。これが曲中で不思議な雰囲気を醸し出していて、曲全体をグレードアップさせているような印象なのです。