今期キリンジ2曲目はデュオ時代、2006年のアルバムDODECAGONより。

ネット時代の性別不明なLoveを題材にした歌。たしかに、FFXIやってる時は性別不明なキャラ居ましたねぇ。歌は非常に美しいハーモニーとメロディです。

ドラム、ベース、ピアノ、生ギターを土台にしていますが、そこにちょっとだけオルガンと、たくさんのストリングス、ビブラフォンが入ります。

キリンジの曲はコードワークが非常に複雑、かつテンションたっぷりです。よくわからない時はベース音を頼りに分析したりしますが、この曲はベースも必ずしもルート音ではありません。半音進行とか多いですが。

ベーシックトラックに加わるのは、前半はビブラフォンのアクセント、後半はストリングスです。はっきり言って、ストリングスが主役な曲です。

途中Cメロが入りますが、そこからのストリングスの盛り上がりとサビへのつながりが最高に盛り上がります。

ギターは例によってほぼコード弾きだけ、そして例によってこのコードどうやって弾くの? というのが多いです。適宜テンションを活かしながら、自分で作っていく感じですね。