21世紀Focus6曲目、今回で最後にします。Focus 8より

最後に選んだのは往年のFocusに近いサウンドの曲。ですが、作曲したのはFocus 8当時のベーシストです。

2002年以降のFocusは何枚かライブアルバムも出していますが、この曲はやっているようです。タイトルですが、スペイン語でFrom You and From Meという意味らしいです。オランダ語じゃないのか?

イントロはずっとシンプルなベースのリフが続き、そこにオルガンが乗ってきます。ギターに拠るメロディが出て来るのは1分近くたってから。

曲は前半と後半に分かれています。リズムは同じですが、前半は静かで後半は情熱的に盛り上がっていきます。Aメロ-サビが基本でシンプルですが、途中にCメロを挟んでます。
後半はサビとCメロ以降サビの繰り返し。

作曲者たるベースはどうかというと、アドリブを効かす訳でもなく、普通に弾いてますが、Aメロでベースとしては高音域を弾いている所があってギターとハモっている感じになってます。

ギターで甘いメロディを弾き、後半はひたすら激しく弾きまくります。たしかにライブ向きかな。前半は歌うように少しタメを効かすように弾くので、リズムをつかむまでちょっと大変、後半は終盤でメチャクチャ弾きまくる所があります。本当にめちゃくちゃに。こういうのアメリカの人はやらないんだろうなぁ。ヨーロッパ的。

で、タイスさんはオルガンに集中している訳ですが、頻繁にレスリーのSlow/Fastを切り替えてますねぇ。基本はSlowで、盛り上げる所でFastにして4拍ぐらいですぐSlowに戻す感じです。

サビの繰り返しは8小節で1巡ですが、実は最後の2小節のハーモニーが異なる2パターンを交互に繰り返しています。

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