21世紀Focus5曲目。Focus 11より

これまで取り上げた4曲と趣向が異なり、比較的ハードな曲です。音はハードなんですが、中身は割とクラシカル。

構成としては1巡が長めのものを2回繰り返すというもの。細かく見ると、いくつもの8小節のパートから成っています。最初のパートと2つ目のパートは同じことの繰り返しのように聴こえますが、二度上に転調しています。また、2巡目はこの繰り返しがありません。

例によって、ピアノとオルガンが使われていますが、この曲ではオルガンが主でピアノが従という感じ。基本的に同じように弾いていますが、1巡目でピアノでやっていることを2巡目ではオルガンでやっていたりします。

1巡目2巡目とも最後のパートに、なにやらパンフルート風の音が入っています。

ベースですが、オルガンでもベースの代わりができるため、どこがオルガンでどこがベースなのかはっきりしないところがあります。

で、やはりこの曲も一番手間取ったのがドラム。なんか本当にランダムに叩いてるような。当然1巡目と2巡目は大きく違います。カウベルっぽいのが多用されてます。

ギターですが、これまでの曲はテクニック的に弾けないというより、覚えるのが面倒くさくて弾けないという感じでしたが、この曲はテクニック的に難がありました。特に最初のパートは通常のギターの運指の常識内では弾けないし、音が広範囲に展開するので6弦から1弦まで一気に展開するフレーズがあったり・・・

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