アルバムAjaのラスト曲。

アルバムAjaはタイトル曲やDeacon Bluesなどが有名ですが、この曲も捨てがたい。

ラリー・カールトンがライブのレパートリーにしているようで、YouTubeでイントロを聴いて、かっこいいなぁと思ってしまいました。

このギターは本当はワンテイクで弾くべきなんだろうなぁと思いますが、安易に2テイクに分けてしまいました。むむ。

ギター以外にエレピも低音やコードで補完してるようです。しかしカッコいいなぁ。

いや、しかしこの曲イントロだけではありませんよ。

スラップ(チョッパー)禁止と言われていたのに、隠れてスラップをちょい弾きしてしまったというチャック・レイニー疑惑のベースも最高に乗っています。

特筆すべきは、歌のバックの部分、このベースに合わせてギターがユニゾンしてるということ。音域が違うのでオクターブ高い音で入ってますが、ブリッジミュートのギター音がベースと合わさってなんとも言えないノリを出してます。

決して難しいコードを使ってるわけではないのですが、ベースとコード音が単純に一致していないので、結果的には複雑なサウンドになっています。要は時々キメでONコードが使われています。

AメロBメロは軽快なリズムなんですが、サビはシンセ+エレピのおかずでオシャレに彩どります。キメのコードはジミヘンコード(7th+#9th)ですね。

歌2番はこのサビ部分でストリングスとサックスが加わってさらにオシャレに。

間奏ではギター(おそらく)4テイクでのチョーキングであっと言わせ、耳を奪った後のギターソロです。これは多分ベッカーかな。

歌の後、イントロを再現し、エンディングはブラス+サックスのリフに軽ーいギターが乗ります。