1969年のヒット曲。ブラスロックですが・・・
僕はシカゴはChicago VIまでは好きで何回も聴いてるんですが、ブラッド・スエット＆ティアーズに関しては全くと言っていいほど知りません。
僕にとってのBS&Tはこの「スピニング・ホイール」だけです。
日本人にとっては、曲の冒頭が「テレビ三面記事」に使われていたので、その記憶がどこかに残っているんじゃぁないでしょうか。新聞によりますと・・・って言いたくなっちゃいますね。
バンドの詳しい情報が分からないので、ブラスセクションの編成もわからないのですが、耳で聴く限りでは4声で鳴ってるような・・・。で、この曲のブラスアンサンブルは典型的なジミヘン・コード(#9thコード)ですね。
他の曲を聴いていないので、確かなことは言えないのですが、ブラスを際立たせるためなのか、他の楽器の演奏はシンプルだし、ハモリもありません。ギターソロもちょっとだけ出てきて、ギター居たんかい！と言いたくなりますが、シカゴのテリーキャスとは比べ物にならない存在感の無さです。
でもドラムは結構上手い人ですね。
この曲、本来はもっと長い曲で、ブラスのソロとかも入っているのですが、僕にとってはラジオで流れていたポップスの中の1曲なのです。曲の最後、リコーダーみたいな音でソーラソファミドドって流れている所で終わっちゃいます。
いや、ソーラソファミドドとは吹いてないですね、でもそれと合うフレーズ。
アルバムだともうちょっと長いのね、せめてもう少し入れてほしかった。
このフレーズ、小さい頃の記憶のどこかにあるんだよなぁ。ピアノの発表会とかで小さい子が弾いていそうだけど、これって何て曲だっけ?
って散々調べてドイツ民謡の「かわいいアウグスティン」という曲だと判明しました。だから何だっていうこともないけど。
ご無沙汰です。Weekend in のAkisshです。
（自分のブログが５年たったことを区切りに名前を少し変えました。）
中学生の頃、Blood, Sweat & Tears に非常に夢中になりまして、私のブログでも、CDコーナーの一番初めの記事に、BS&Tのこのアルバムのことを書いていますので、よかったらご覧下さい。当時の知識で少しだけ。
⇒2ndアルバムのホーンセクションは、Tp,Tp,Sax,Tbの４声です。その後活躍したルーソロフも在籍していました。
⇒ギターはオリジナルメンバーですが、明らかに実力が足りませんでした。4th録音後クビになりました。ギタリストとして、テリーキャスとは比べ物になりません。
⇒ドラムはボビーコロンビーというJAZZをたたかせたら抜群の人で、10年後のシーンでやっていたら、フュージョン界で活躍したでしょう。頭のいい人でCBSソニーの副社長に上り詰めています。
BS&Tでは、この曲位しか今は残っていませんが、1stから3rdあたりにはいぶし銀の佳作があるので、ぜひ聞いてみてください。
Akisshさん、お久しぶりです。いろいろ情報ありがとうございました。
ホーンはやはり4声でよかったのですね。
僕はなんでBS&Tのアルバム聴かなかったんだろうなぁ。ブラスセクションが好き、とか書いておきながら、実はシカゴとEW&F以外はあまり聴いていないかもしれません。シカゴもA.O.R.になってからは全く聴いていませんし。
不届きものですね。機会があったらちゃんと聴いてみよう。
書き忘れました
Blood Sweat and Tears の You’ve made me so very happy の採譜も始めます。
この時代は本当に良かった。