Duke B面に入ります。邦題「君のTVショウ」

アルバム中おそらく一番知られている曲? ライブ映像も割とあります。

ライブでのノリノリも印象的ですが、一応変拍子の曲なんですよね。まぁそんなに変態でもないか。

曲は思いっきり弾くピアノ、ドドドドっとリズムを刻むギターで出来ています。
僕は当初ギターはそれしか弾かなかったんだけど、音を聞くと弦をスライドしてるような感じでもあり、改めてライブ映像で確かめてみました。

リズムギターはダリル・スチューマーが弾いてます。そして、あ、マイク・ラザフォードもギター弾いてる。やっぱり弾いてるんだ。

それまでブラス系のシンセの音かと思っていましたが、ギターも弾いてますね。ただ、あまりにキーボードの音と一体化していました。

確かに弾いてみると、ディストーションのかかり具合と輪郭の鋭いピアノで、あの音になります。

ということでギターは2台。
リズムギターとベースは黙々とリズムを刻みます。このギターは非常に乾いた音です。おそらく右手腹でブリッジ付近をミュートしてると思います。今回、面倒くさいので布を挟んでミュートしました。

ベース＋リズムギター VS ピアノ＋コード弾きギターという構図なんですが、
それぞれやってることは単純なのに、出来上がるサウンドはとても複雑。コード弾きというより、リフのすべての音符がコードで出来ているというくらい目まぐるしくコードチェンジするので、どうやって弾いてるのか色々迷いました。

ギターのリフって3度音を抜かしたパワーコードで弾くことが多いのだけど、この曲は3度の音も入ってます。割と低いポジションで弾いてるみたい。

う～ん、実はとても意欲的というか挑戦的な作曲なのではなかろうか、という感想。