年初めに、今年の抱負は言ったのですが、ご報告もあるし、9周年雑感を書いておきます。

コロナは若い人にとってはほぼ収束。でも高齢者にとっては引き続き要注意。

自分にとって、コロナ前後で日常生活はほぼ変わっていません。もともとネット以外では隠遁生活っぽいし。

去年の雑感で、「コロナは第三次世界大戦のようなものだが、人が殺し合いしていないだけマシ」と書いたのですが、その2週間後に本当に戦争が起っちゃったしなぁ。本当に何があるかわかりませんね。

ということで、宅録の記録。
・録音した曲数(投稿した本数)通算約945本 この1年で80本。ほぼ同じペース。
・YouTubeチャンネル登録者数:2686人 この1年で336人増。勢いは落ちています。

さて、次はご報告。
ついに、念願のレスポールを買いました。Gibson Les Paul Standard ’60sです。
実は昨年2022年12月に買いました。しれーっと宅録に使ってます。

なんで1か月以上も黙っていたのかというと、「誰か気づくかなぁ」と思ったから。でも、そういう指摘はありませんでした。やはり、ギターの音は「言われなければ自分にしか分からない」ということだと思います。

ギターを買ったのはSaito Guitars S-622以来で、5年ぶりです。実は5年前、最初レスポールを買う気満々だったのですが、その時のギブソンは評判がイマイチで、いろいろ検索しているうちによくわからなくなっちゃったんです。その後経営破綻しちゃいましたし。
それが、今回購入するに至ったのは、ひょんなことからです。

なんと、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」のおかげ

このアニメ、「けいおん!」以来のバンドもののアニメのヒット作です。うちは「けいおん!」以来、毎期数本程度、深夜アニメを見ているのですが、カミさんが、「こんなのが始まるので録画予約したよ」と言ってきて、なんとなく見ることになりました。

「けいおん!」以後、「バンドリ」というアニメもあったんだけど、バンド経験者的に言うとあまりにも作りが雑で全く面白くありませんでした。

「ぼっち・ざ・ろっく!」も最初あまり期待はしていなかったんだけど、4回ぐらいから次第に面白くなってきて、バンドあるあるが満載で、楽曲の出来もよく(特に「カラカラ」という曲)、結構ハマってしまいました。

YouTubeでの関連動画で盛り上げる戦略もうまかったのですが、編曲者自身が弾いてみた動画を公式に上げていて、本家だから当然上手い。それを見ていたカミさんが、「やっぱりレスポールっていい音だね」、と言ったのを、僕は聞き逃さなかったのです(目がキラリ)。

その後のやり取りは省略しますが、晴れてレスポールを買うことになりました。

「ぼっち・ざ・ろっく!」の主人公が使っているのは親から借り受けたレスポールカスタム、ブラックビューティなんですが、そんな高いのを買える訳はなく(買う気もなかったけど)。

普通の、絵に描いたような普通のレスポールが欲しかったんですよ。

で、ネットで調べてみると、今の主力ラインナップは3年前に発表されたモデル。
・Les Paul Standard ’50s(BurstBucker)
・Les Paul Standard ’50s(P90)
・Les Paul Standard ’60s(BurstBucker)
・Les Paul Classic
・Les Paul Studio
・Les Paul Tribute
の5種類。下3つは下位モデルなので、選択肢は’50sか’60s。値段は26万円くらい。

思わず「安い」と、思ってしまいました。5年前ってもっと高かったような気がします。YouTubeで試奏動画は山ほどあるので、3機種を比較して、好みだったのが’60sモデル。

これは人によって好みは分かれるのかもしれませんが、自分がレコードで聴いて知っているいわゆるレスポールの音でした。ペグがグローバー製だったのも僕的には好みだったと思います。

さすがに通販で買うのは恐ろしいので、楽器屋さんに行き、試奏して買いましたが、お店では5分も悩まなかったと思います。

これまでレスポールの恰好をしたギターはいくつか弾いたことはあるけど、ギブソン製はまだ弾いた経験がありませんでした。

1か月使ったうえでの感想です。

ネックはとても弾きやすいのですが、ボディはやたら重いです。4.5Kgぐらいあります。そしてなんと、座って弾けません。レスポールのシェイプは右足に乗せても左足に乗せてもフィットしません。なので、宅録なのに、ストラップ付けて立って弾いてます。

音は丸く棘がないのが特徴ですが、でも高音が伸びます。持っているギターでは一番高音が出ているような気がします。でも耳に痛くありません。そして重量のせいか、サステインが長いです。レスポール「もどき」とレスポールは全く別物です。これは断言できます、ギブソンさすがです。

一説によれば、YouTubeの投稿で収益化できるのは10%程度らしいのですが、ギターを始めて挫折せずに弾けるようになるのも10%程度なんだとか。ということはギターが弾けてYouTubeで収益化できるのは1%、100人に一人ってことになるのだよねぇ。

そうなのか?

ということで、せっかくなので「ぼっち・ざ・ろっく!」の曲をいくつか宅録してみようかと思ってます。シカゴもやってる最中なので、ちょっと互い違いになるかも。

なんか、YouTubeを検索すると、弾いてみた動画は山ほどあるんですが、バックが本物を拝借してる違法モノだったり、カラオケスタイルではギターも打ち込みだったりします。アニメ本編も放送が終って2か月も経ってしまっているので、バズるのは期待できないけど、マイナスワンものだったら存在意義はあるかもしれませんね。

なんか「まいにゅーぎあ」な雑文になってしまいました。