Stuff 3回目。ギターのエリック・ゲイルの曲。

とても軽快な曲で、出だしのフレーズが中華チックなメロディなんですが、この2弦で弾いてるのをいざやってみると、あれ? できない! ってなります。

これ、2人でハモってるのかな?

一方はフルアコ、もう一人はフェンダーっぽいので区別がつきそうなものですが、いや、分からんな、2人の弾き分けが。

あれこれ試した挙句、冒頭のフレーズは2人でハモることにしました。本当にそう弾いてるのか確証ないけど。

何でもないような曲なんですけど、本当に2人のギターががっちりハマってます。

スタッフをやってみて思うのは、お互いの演奏の隙間を見事に埋め合ってるということ。ソロとして目立つわけではないけど、グループとしての一体感が凄いです。

リチャード・ティーは時々ピアノのオクターブで合いの手のようなフレーズを弾いて他メンバーの演奏に呼応していますが、いやー、よくできてますね。

曲全体として流れているのはブルース魂というか、メジャーコードにマイナーペンタをぶつけている典型的なフレージングですが、それが生まれながらの如く自然にいっちゃってるのは、そういう土壌なんでしょうね。

終盤の演奏はメインメロディと同じコード進行ですが、ここからが本番とばかり、延々と演奏し続けています。どこまでも行くぜぇ、これいつまで続くの? って感じがタイトルになったのかな、と。