Stuff 2回目。今回もリチャード・ティーの曲。

Stuffは6人で、ギターとドラムは2人ずついるのだが、キーボードは1人。

今回の曲もリチャード・ティーはピアノ、エレピ、生ピと頑張ってます。ピアノは両手使ってるので、おそらくそれで1テイク。その他にエレピとオルガンで1テイクですかね。

Spotifyにはライブ音源がないので、これはライブでやってないのかも。

オルガンの音色ですが、クセのあるハモンドの音です。手持ちにB-3のシミュレーション音源は持ってるんですが、なかなか似た音にならない。レスリーのローでもなんか感じが違うので、ちょっと悩みましたが、音源付属のコーラスエフェクターをかけると似た感じになることが判明。

最大の聴きものは中間部はピアノのソロ。

このソロ、壮絶なもので、右手と左手を交互に叩きながら延々16ビートで弾きつづけるというもので、よくもまぁ乱れずにできますね、これ。

ギターは2台がそれぞれにいい味出してます。当時、それまで聴いていたロックとは全く音色が違い、ほとんど歪ませないので、音が伸びずにプチプチと感じていました。でもこれがジャズ系の音なのよね。

なんか適当に流してるように聴こえてしまいますが、ブルーノートとチョーキングを駆使したフレージングで、なかなか難しいことをやってます。

空ピッキングも重要な位置を占めていて、改めてギターはリズム楽器だと再認識させられます。ワウがかかった空ピックって音の立ち上がりが遅いためか、リズムに乗せるのが難しいですね。