YES 3rd Album B面2曲目。

比較的短い曲で、箸休め的な曲?
トニー・ケイのピアノが中心の曲ですが、サビ以外はほぼワンコードです。

サードアルバム全般的にそうですが、リズムは凝っていて、6/8だか4/4だかわからないようなポリリズム感が漂います。

ギターの演奏は結構タイトで、ワンコード部分はイントロで聴かれるリフを繰り返しています。このリフはクラシックギターでよくやる6弦をベースのように鳴らす手弾きのパターンです。

一方サビの最後は3連のアルペジオがあるんですが、なんか、音の採り方が普通じゃなくて、よく弾けるなぁって感じ。やっぱ、手がでかいのかなぁ。

短い曲ながら、タイトな部分は前半のみで、後半はワンコードでのアドリブが続きます。本当に全員がアドリブっぽいのでリズムを見失いそうになります。

ここは数少ないピアノの見せ場なんですが、まぁなんとも言えません。弾きまくってるような、でもそんなでも無いような・・・。普通に音を採ったままだとなんか寂しかったのですが、ワンコードなので、サステインペダルを踏みっぱなしにしたら、なんとなく隙間が埋まりました。気まぐれに入るギターも助けになってる感じですかね。

この曲、ライブではほとんど演奏されてませんでしたが、近年の「サードアルバム完全再現ツアー」とかでは演奏されたようですね。