やり直しGenesis 7曲目です。

ブログ開始直後に投稿したこの曲の旧録音、すべてにおいて出来が悪く、さて、どうしたものか、という感じでした。

Genesisはおそらくギター2台にしてシンセペダルでベースを弾いていると思います。そのベース音がイマイチ。シンセならではの重厚な持続音で、E以下の低い音でありながら、音程感を感じられる音色にしないといけません。今回、この音を作るのに1時間くらいかけています。

7拍子の6.5拍目に入るドラムですが、そこだけ入っているわけではなく、小節の頭からハイハットを叩いて、6拍目にスチャっと開いて、7拍目に閉じることでスチャチって鳴らしてるんですな。これ、小節No.74からの叩き方も同じです。

これはスタジオ録音だけのことかもしれませんが、シンセベースだけでは感じが出ません。他にモノシンセもユニゾンで鳴らしたりしています。本当はどうやってるか知りません。まぁそんなこんなでモノシンセは4トラックほど使っています。

この時期、電子楽器もいろいろとイノベーションがあり、以降、従来のオルガン、メロトロン、ミニモーグだけではない様々な音色が加わっていきますが、このあたり過渡期なのかもしれません。この曲ではおそらくメロトロンではないストリングスの音が新鮮です。
ギターはあまり書くべきことは少ないのですが、No.83のドラムにかぶせた効果音的な音がカッコいいな。あと、終盤のシンセと絡む演奏は結構速弾きでテクニック的に難しいギターです。No.191からの部分で意図的にエグいエフェクトをかけて変な音を出しています。