やり直しGenesis 6曲目です。

Aisle of Plenty込みで12分にも及ぶこの曲、見どころはめくるめくキーボードソロなんですが、ギターも地味に頑張ってます。以前やった時はアコギをかなり打ち込みで済ませてしまったのですが、今回はかなり弾いています。

冒頭のアコギ、10年ぶりにコピーしてみましたが、2台のアコギのアンサンブルはかなり頭脳プレイな作りです。12弦でしか出ない音を補正する名目で打ち込みも残していますが、弾いた音と打ち込みのミックスで結構いい感じになりました。

エレキギターのリードはそんなに多くはなく、分量的にはキーボードソロのバッキングが主です。オルガンとほぼ同じコードでリズムを刻んでいますが、オルガンが無くなった部分で聴こえるギターが結構カッコ良かったりします。

で、今回も一番時間がかかったのはドラムの見直しです。中間部はずっと7/8拍子が続きます。7拍子のバリエーションをよくもこれだけ叩き分けてるなぁという感じ。4/8+3/8ですが、3/8部分を3/16+3/16で叩いているところと、4/16+2/16で叩いているところがありますね。微妙にノリが変わってきます。

終盤でシンセのメロディが7/4になっている部分も、ドラムは7/8+7/8で叩いているので、辻褄は合っていますが、ビートがずれる部分があり、こんなのをよく演奏できるものですな。チェスター・トンプソンとダブルドラムでのライブは別の叩き方をしていたような気がします。

ラストのAisle of Plentyの歌バックで流れているピコピコ音、以前シンセだと思っていたのですが、オルガンでした。ちゃんとした音源でやると、ちゃんとした音になりますな。