やり直しGenesis 8曲目です。

今回のこの曲、簡単なようで、あのニュアンスを出すのがとても難しい曲。決めては音色にあると思います。なんというか、過渡期であって、すでに後期のGenesisのサウンドが垣間見えていると思います。

何はなくても、あの地響きのような重厚なシンセベース。これと輪郭のはっきりしたドラム。これで土台を作ります。

ギターは2台入ってますが、ハケットさんの存在はあまり感じられません。そして、とってもクリーンな音色。

いろいろ試したんですが、あの感じを出すのは、ギターがほぼユニゾンで2台入っていること。クリーンでありながら、ダブルテイクの幅の広さを感じます。

ギターは全体的にコーラスがかかっているような音色ですが、サビ部分ではフェイザーがかかっていて、また、その部分だけピアノが入ってるんですね。このピアノ、10年前のバージョンでは見落としていた部分で、これのおかげでメリハリがついたような気がします。