Wishbone Ash、Argus2曲目。

前の曲よりは短いですが、アコギの前奏を除けばほぼ同じ長さ。今回はギターのインプロビゼーションが圧倒的に多いです。おそらくアルバム中最も熱い演奏の曲。

前半の静と後半の動のコントラストが決め手。2人のギタリストの個性が出てます。

前半は2ndギタリストのテッド・ターナーが主体ですが、後半の熱いソロと比較してしまうとその差は大きいなぁ、と。まぁ前半もなかなか捨てがたいですが。

この曲のサビ、どこかで聴いたことがあるのですが、そう、1曲目のCメロと同じコード進行なんですね。まぁ意識してるのかな。

で、忘れてはいけないのが、ベースのマーチン・ターナー。ギブソン サンダーバードベースです。2人のギタリストがツインリードになっても貧弱にならない分厚い音で迫ります。

後半の冒頭、コード弾きのシンプルなギターでベースのフレーズがよくわかる部分がありますが、なかなか凄いテクニック。これ弾きながら歌ってるのはすごい。

あとは延々アンディ・パウエルのギターソロになります。このエキサイティングなソロの雰囲気を出すのは難しいです。この人の出す音、チョーキングしてない部分でも、音に表情があるのですが、なんでだろ? うーん。