今期ユーミン6曲目。1994年のシングル。アルバム、THE DANCING SUN収録。

真夏の夜の夢と同様、ドラマとのタイアップ、そしてミリオンヒット曲。

曲はドシラソ…と下がっていく定番な進行で、守ってあげたいと同様なテイスト。Wikipediaに拠れば、同アルバム収録のアイルトン・セナ追悼の「Good-bye friend」という曲がもともとあって、ドラマと合わないのでサビ以外を作り直した、という事らしいので、その時点でちょっと計算が入ってしまったのかな。

ギターに鈴木茂、松原正樹の2人がクレジットされています。歌1番のサビがシャラシャラ系で、2番以降が歪み系です。

で、歪み系ギターなんですが、最初に出て来るのが超ロングトーン。
僕が度々書いてるフィードバック使った演奏ですね。

実は、少し前にネットでたまたま、小音量でフィードバックを起こすやり方を実演している動画を見つけまして・・・

どうやるかというと、1Wとかの超ミニギターアンプをギターとおなかの間に挟み込んで弾く、というもの。アンプのディストーション量、音量、抱える位置などの調整が難しいのですが、これ、結構いけます。

小節No.38～45の音はこの仕組みで録っています。
実際のディストーションはKemperでかけているのですが、入力を分岐して、小型アンプを同時に鳴らし、フィードバックをかけるという仕掛け。

(補助的に別の打ち込み音も鳴らしてます。オリジナルのCDでも2テイク重ねてる感じがします)

それでも結構大きな音を出す必要があるので、やはり防音室がないと難しいと思います。苦節7年かけてやっと出来ました。