Genesis 1973年のアルバム Selling England By The Poundより。

地味なインスト曲。これもまだやっていませんでした。
前半と後半で曲調が変わります。

前半はピアノとアコギのデュオ。
本来アコギはナイロン弦のようですが、持ってないのでフォークギターで代用。

なんとコードを弾かない単音2テイクの演奏。

実は以前からアコギの音がきれいに録れないので不満だったのですが、最近コンデンサーマイク「AKG C214」を買ったので、ちゃんと弾いてみようと。

そういう意味では、Ripplesも同じマイクで取ったのですが、ギターの腕前の問題で、あまり真価を発揮できなかったです。今回、やっとまともに録れたかな。

2テイクは基本ユニゾンなのですが、オクターブしている部分もありますし、2回目は結構ハモってます。とてもハケットさんな音なので、楽しくなっちゃいますね。

オリジナルが古い録音ということもあり、テンポが大きく揺れています。が、これが本来の人間の息づかいなのだと思いますよ。

後半はリズム隊とオルガンが入って対照的にエレクトリックになります。

最後は4小節の循環コードで終わりますが、ギターが2本、ハープシコード、フルート、シンセリードと色々加わって絢爛豪華になってます。

ギターのハモリですが、独特のハケットサウンド。2番目の音をスライドさせて滑らかに移動し、後ろのほうのチョーキングは2本のギターでぴったり息を合わせます。

曲を通じて速弾きは全くないのですが、やっていて楽しい、実に味わいのある曲だと思います。

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今回、要望があり、Guitar Backing Tracksも作りました。