Free As The Windから2曲目。ラリー・カールトンの曲。

この曲はラリー・カールトンのソロ2枚目、Larry Carltonにも収録されています。

Room 335で有名なアルバムですね。でも、このアルバム邦題は「夜の彷徨(さまよい)」だったので、この曲がタイトルソング扱いだったということ。

やはりというか、当然の事ながら、ラリーのギターが前面に押し出されている曲なのですが、派手なリードは弾いてません。ソロアルバムのほうは一応メロディを弾いてますが、クルセイダーズ版はバックに徹しています。

そのプレイ、エレピと混然一体となっているので、どうやって弾いてるのかずいぶん首をひねりました。

Eの音をひたすら連打してるのは、サブの方だとして、メインのギターの運指。

出だしの2小節目、ギター特有のフレージングですが、2つの弦でハモリながらスライドさせてますよね。最初、2-4弦で弾いてると思ったのですが、これだと最後の音にハモリながら着地できない。1-3弦で開放と1-2フレットで弾くしかないみたいですね。それでも上手く響かせるにはちょっと練習が要ります。

あとは3-4弦を中心に弾いてますが、エレピとの音の絡ませ方が悩ましかった。合ってるのか自信ありません。

途中1回だけ出て来るフレーズ(小節No.42-56)があるのですが、ここの運指も悩ましくて、うまく高い方の音が響いてくれません。やむを得ず、3つ目のギタートラックで補強しております。

ジョー・サンプルのエレピで合いの手でポロポロとスケールを転がしていますが、1か所、どうにも間違って弾いてると思われる場所(No.49)があります。最初あえてそのままコピーしてみましたが、打ち込みだととっても違和感があったので修正しています。