Steely Dan5曲目は1973年のアルバムCountdown to Ecstasyより

このアルバムは僕の好きな曲が多いのですが、今回の選曲は最終的に演奏の難易度で決めたという感じでしょうか。

Aja以降の洗練された形とは似ても似つかないサウンドなのですが、ロックバンドとして良い音をだしてるなぁと思うのです。ドラムが手数が多く、Aja以降のシンプルさとは対照的です。

比較的長めのイントロは曲の本体には出てこないフレーズを弾いてます。なんか取って付けた印象がありますが、せり上がるスライド的なギターが入ってきて本番スタート。

珍しくAメロに生ギターが入っています。1番ではそれを活かすようにピアノが最低限しか弾いていません。パートの合間にはせり上がるギターが入って心地よいです。

サビはピアノ、コーラス、サイドギターとすべてが和音を演奏しており、とてもごちゃごちゃしてます。まぁ「ドンド・チャーン」とリズムをつけているんですけどね。

「ドンド」でベースを弾いて「チャーン」でコードを弾いてます。3回繰り返していますが、3回目はベースの動きが異なります。

このベース音の取り方、ギターを1テイクで弾くのがとても難しい。全部6弦で行けるのですが、6弦を(左手)人差し指で押さえるのは無理。1テイクで弾くためには親指を使う必要がありそうなのですが、僕は「左手でネックをつかむように親指を使う奏法」を良しとしないという流儀で育っているので、出来ないんですよ。

なので2回に分けて弾いてます。出来上がったトラックは1つですけどね。