スノーグース続きです。

今回は短い曲2つ + ギターが頑張るメインテーマのThe Snow Goose です。

・Sanctuary
のどかな風景描写でしょうか。アコースティックギターのアルペジオにクリーンギターソロが乗ります。リズムも割と揺れてます。ちょっと悩んだのがメロディの入り際の所なんですが、溜めて弾いてるのか正規に半拍遅れているのか。微妙。

小節No.11と19の所、バッキングギターのベースが Fじゃなくて Eを弾いています。2回同じことをやっているので間違いじゃなくて確信犯なんでしょうが、ちょっと不思議な響きです。

・Fritha
物語のもう一人の主人公「フリス」のテーマです。英語だとフリーザになるのね。ベースは入りますが、ドラムはありません。

ベース、ギター以外はおそらくすべてキーボード。かん高いシンセと、パンフルート風の音色です。シンセの音はポルタメントを生かしてますが、通常時とオクターブ上下する時とはポルタメントスピード変えてますね。以前やったSong within a songもそんな風でした。

・The Snow Goose
シンバルが入ってこのタイトル曲が始まります。前半4ビートで静かに進み、後半ゆっくりめの16ビート。メインテーマなので、ギターも丁寧に弾いてます。泣きのメロディですねぇ。

この曲、ベースとドラムが意外と凝ったことやってるんですね。ベースは入りばなで短く切ってリズムを弾ませたり、ハイハットのアクセントとか、シャカシャカ鳴らしたり、なかなか巧みです。こういう謳い上げるバッキングというのはなかなか珍しいですね。

後半部はAABAの構成ですが、Bの部分で1か所だけ半拍短くしてキメを作ってます。