またStevie Wonderやります。今回はアルバム「Hotter Than July」

梅雨の明けた6月末の熱波がまさにHotter Than Julyだった訳ですが、毎年やってるスティービーワンダーの次のタイトルにJulyが入ってるし、7月にやってみようという軽い思い付き。

1980年リリースです。

このアルバム、流れが良いのですね。どういうことかというと、曲に切れ目がなくメドレーのようにつながっている部分が多いのです。そういうの、ムーディブルースとかもやっていましたけど、あれは無理にクロスフェードさせてる感が強いです。このアルバムはとてもカッコ良い。

ディスコブームの影響も多少あるでしょうか

なので、つながっている曲をつながってるままにやると、とんでもないことになってしまうので、1曲ずつやる事にします。

実を言うと最初に手を付けたのは2曲目のAll I Doなんです。なぜかというと1曲目のDid I Hear…がリフの繰り返しみたいな曲だから、なんか避けてしまいました。

なんだけど、自分のなかで、この1曲目をやらないで2曲目をやってはいけない、みたいな変な先入観があって、思い直した次第です。

スティービーの曲って、複雑な和声の不思議な曲もあるけど、「いけいけ」な曲も多いわけで、演奏は基本リフの繰り返しなんだけど、彼の声で押し通してしまう強さがありますね。

ということで、今回1曲目。122bpm。心臓の鼓動に近い踊れるビートです。(脈拍が122は超速いのだけど、心臓はドックンと2拍で1ビートなので、122bpmは脈拍61と、健康体の拍動に相当するのだよ、と心筋梗塞経験者の僕が語る!!)

R&Bなのに、ギターサウンドです。ギターは概ね3本あるんだけど、ベースとギター2本とエレピがほぼ同じリフをオクターブユニゾンで弾いてます。で、3本目のギターがR&B的なノリで単音のリズムを刻んでいます。このギターのおかげでスティービーの音になっています。小節の頭で2つの弦をキュインと弾いてタタタッタとつながります。慣れるまでに結構大変。

ブラスはいつものようにそつなく入ってます。