今期ビートルズ4回目。ジョージ・ハリスンの曲。

画像の色味が最近のモノと異なっているのは、ずっと昔のデータを流用している名残です。

2013年の秋、今からおよそ9年前。まだこのブログを始めていなかった頃。入手したてのCubase7.0で、宅録なるものの練習にビートルズを何曲かやってみたのですが、まだ発表していなかったのが今回のOld Brown Shoeです。

見直してみるとだいぶいい加減なので、結局のところ、9割くらいはやり直すことになりました。これ、ほぼ新規みたいなものですね。

では残っている部分はどこか、というと、Guitar1のトラックです。この頃使っていたアンプシミュレータはCubase付属のVST Amp Rackで、Kemperはおろか、Amplitubeもまだ使っていません。ですが、今聴いても意外といい音をしています。ふーむ、そんなものなのか。

Guitar2はAmp Rackの設定はそのままですが、9年前のはあまりにもヘタクソだったので弾き直しました。サビに至る部分でベースとギターがユニゾンになっているのですが、非常に速いフレーズなので、そのまま通しで弾くのは困難。これ、ビートルズはズルしないでちゃんと演奏してるんだろうか?

ポールの演奏技術が卓越しているのは定評があるわけですが、それにしても結構すごいな、ビートルズの曲のなかでも結構演奏が難しい曲だと思います。

Guitar3は今回新規にKemperを使って弾きました。おそらくレスリーを通している音色です。こうやって聴くと、ビートルズのギターって結構練られた音作りをしていたのですね。

オルガン、ほぼ白玉コードですが、終盤で細かくリズムを刻んでいます。こういうリズムが際立った弾き方ではオルガンのノートオンの時のクリックが重要で、また同時にちょっと歪ませないとリズムが聴こえません。なので、白玉部分とは歪量を少し変えています。
なお、アルバムHey Judeではこの後の曲はDon’t Let Me Downなのですが、これはLet It Beの曲をやった時に併せて既にやっています。