年末、ユーミンは中休み。
さて、普段宅録ばかりしていて、Ver0.6から約1年もほったらかしのMONTAGE/MODX音色Editor。決して作りっぱなしという訳ではなく、宅録に毎日使っております。これなしには日々の作業は行えません。

ちなみに、使っていてエラーを発することもほとんどなく(作成者なので無茶な操作をしないからかも知れませんが)、安定度は高いのではないかと自負しています。

ただ、使っている中で「気が利かないなぁ」と感じる点も多々ありますので、それらを改善すべくバージョンアップしたいとは思うのですが、1年もいじってないので、感を取り戻すのに時間がかかりそうです。

そんな状況ですが、僕の中で今年中にかたをつけたいことがありました。
本年2019年夏から秋にかけて、MONTAGE/MODXのOSがバージョンアップされましたよね。

世間的にはシーケンサーの機能アップが大きいのかなと思いますが、DAWの音源として使っている僕には全く関係ありません。僕の音色エディターとの関わりでいうと、52個追加されたパフォーマンスと3個追加されたエフェクトタイプです。

実はこの対応については、プログラムを弄ることなく、パラメータファイルの変更だけでできるのです。OSバージョンアップからだいぶ時間がかかってしまいましたが、遅ればせながらMONTAGE 3.0/MODX 2.0対応のパラメータファイルを公開します。

Editorのパラメータファイルは4つ
1)パフォーマンスリスト(PerformanceList.csv)
2)エフェクトパラメータリスト(EffectParamList.csv)
3)ウェーブフォームリスト(WaveformList.csv)
4)アルペジオリスト(ArpList.csv)
今回変更するのは1)と2)です

ちょっと気を付ける点が1つ。1)パフォーマンスリストについて、MONTAGE用とMODX用が別内容になってしまいました。というのも、新規追加の52パフォーマンスについて、MONTAGEとMODXで番号がずれてしまったからです。

どういうことかと言いますと、
・No.1-2143 MONTASGE 2.0とMODX 1.1で共通
・No.2144-2655 MONTAGE 2.5でMOTIF XFを引き継いだパフォーマンス512個が追加
・今回その後ろにそれぞれ52個追加となった
　MONTAGE 3.0(No.2656-2702) MODX 2.0(No.2144-2195)
次回のバージョンアップでこの違いをプログラム側で対応しようと思いますが、アプリVer0.6段階ではそれぞれの楽器に合わせて手動で対応してください。

エフェクトパラメータはMONTAGE/MODXで同じ変更だったため1種類です。

インストールの方法

・NewCSVFile.zipをダウンロードし、解凍します。
・配下に3つのフォルダーがあります。
・対応する楽器名のフォルダー配下の2つのファイルを
　C:\ProgramFiles (x86)\ChordOfLife\MontageEditor\
　にある同名のファイルと差し替えてください。

・ V06BackupはVer0.6時点のファイルです。元に戻したい時に使ってください。

動作確認の方法

・アプリを起動し、新規パフォーマンスを選択してみてください。

　上記の画像は「Death to DACs! AT(MODXではNo.2160 MONTAGEではNo.2672)」を選択した例です。
・Edit 1 -> InsEffectタブでIns-AにMSC WAVE FOLDER、Ins-BにMSC VCM MINI FILTERと表示されていればOKです。

プリセットや各種パラメータを弄ってみましょう。