キャプテン・ビヨンド3回目、邦題は「恐怖の激流」

A面最後のこの曲、今回も単発曲。

まずイントロのリズムが良く取れない。それでも何回か聴いて、6小節まで3/4拍子、以降4/4拍子であろうと判断。

メインのリフは6弦3フレットのチョーキングを活かしたものです。しばらくこのパターンが続き、4小節毎にドラムのフィルインのごとく、オカズのギターが入ります。

本領を発揮するのは始まって1分半ほどたった小節No.64辺りからです。

キメのリフがあった後、12フレットの2、3、4弦を使ってGのコードをスライドダウンさせるギターがかぶさります。ここがこの曲の見せ場ですね。

No.95からテンポチェンジして6/8拍子になりますが、ここは実は7/16+5/16拍子と3/4拍子のポリリズム。ドラムにテンポの良いカウベルが加わってノリます。

そこからテンポを落としつつ、5度ハモリのギターがあって、さっきのキメのリフに戻ってくる。この展開はなかなかのもの。

エンディングはパワーコードを多用しつつ、ドラマチックに迫ってきます。1曲目Dancing Madly Backwardsの最後と似たような音使いで激流を表現。

ドドドーっと決めてA面終了となります。