The Beatles – Martha My Dear

ビートルズ、ホワイトアルバムB面1曲目です。

今回のMartha My Dear。僕の録音は記録によると、なんと2013年10月7日。Cubase使い始めの試作のうちの1つです。もちろん、デキが悪くてお蔵入りというのもあるのですが、これ、デキは割と良い方です。なんて長い間放置してあったんでしょう。

多分、何らかの都合で録音ができなかった時に備えてのストックのつもりで放置してあったのかな。ちなみに、同時期に録ったYer BluesとSavoy Truffleはとっくの昔にアップロード済です。

どうも僕は、自分で録音してしまうと、オリジナルよりも自分の録音の方を聴くようになってしまうのです。いや、ナルシストというわけじゃないですヨ。

正確にいうと、録音したものを、アップロードする少し前にウォークマンに転送してチェックするという工程を経るのですね。そこで致命的なエラーが発見されなければアップロードに至るわけですが、その残骸がウォークマンに溜まっていくのです。

このため、Martha My Dearは僕の中ではこの2年近く、自分の録音のものになっていました。で、先日、再度チェックのため、ビートルズのオリジナルを聴いたら、あれ?何か変って思ってしまいました。

間違っていたのは、全体のリズムです。僕はこの曲を単純な8ビートで打ち込んでいました。正しくはビートルズお得意の、ハーフ・スウィングです。

ハーフ・スウィングってそういう言葉はないのかもしれませんが、僕がそう勝手に呼んでいます。Cubaseの打ち込みエディタのクオンタイズの設定で、スウィングという項目があるんだけど、ここを50%にするのです。

通常は0%になっているので、8ビートの奇数拍と偶数拍の長さは全く同じ。100%にすると、タッカタッカと、3連符と同じ状況になります。50%にすると、その中間のようなリズムになり、独特のノリになるのですね。

どうやら、2年前の僕は、この設定に気づいていなかったようです。
急いで修正。まぁすぐに終わりましたが。
MIDIではないギターも後から修正できる、って凄い時代になりましたね。

しかし改めて聴くと、ストリングスもスウィングしてますね。

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