ホワイトアルバムA面最後です。

当初この曲は、ボーカル要素が大きいのでやるのをやめようかと思っていましたが、書くべき発見もあったのでアップロードしました。

短い3部構成になっていますが、最初は刺さるギターが特徴で、これはGlass Onionと同様です。Dm6が特徴的な響き。

1つ飛ばして3つ目は、コーラス主体のよくある曲です。

さて、2つ目のパートのMother Superior jump a gun、若干の変拍子になってますがまぁこのくらいは普通。

問題はギターソロ。

前から、あの野太い不思議な雰囲気は気になっていました。
出だしの「ミソミ」、普通は5弦7フレット-4弦5フレットと弾いてしまうところですが、そうは弾いていません。明らかにチョーキングしています。前の曲でもありましたが、短三度チョーキング。

でもこの低い弦じゃ、短三度のチョーキングはよほど力をこめないと無理です。しかも弦を上に引っ張り上げると指板の余地が足りないのでダメ。やるなら逆方向、すなわち下に引っ張らないといけません。難しいな。出来てもその後のフレーズが続かない。

もしや高い弦で弾いてオクターバーでも使っているのか? あるいはオクターブ上で弾いてテープスピードを落としているのか? 試してみましたが、どちらも違います。

他に短三度のチョーキングやる方法ってあるの?

あ、ありました。

チューニングを低くするのです。

今回試した方法は、5弦を6弦の高さに、4弦を5弦の高さまで弛めて4弦7フレットでチョーキングするというものです。弛めた弦だと無理なくチョーキングできますし、4弦なので、指板の余地も問題ありませんでした。

ただ、弛めた弦はチューニングが不安定になるので、本当は太めの弦でやった方が良かったかもしれません。