今期Steely Dan 8曲目。アルバムKaty Liedより。

スティーリー・ダンの中で唯一の続編です。といっても全く別の曲で、曲調も全く異なっています。洒落たジャズという感じ。

この時期、メンバーの一部が抜けたこともあり、その後の洗練されたサウンドへの端境期と言えると思います。泥臭さが消え、必要最低限の音になってます。特にこの曲はロックとはいい難くピアノ中心で、ギターはほとんどジャズですな。ウォルター・ベッカーかと思ったんだけど、オリジナルメンバーのデニー・ダイアスだそうで、へぇーっと少し驚き。

イントロは、変拍子のピアノに、ビブラフォンとシンセが絡み合う複雑な展開。どうなるのかと思いきや、いきなりリズムチェンジして変則6/8拍子になります。変則というのは時々3/8を挟んでいるからなんですが、面倒なのでずっと3/8拍子で打ち込んでます。このリズムを叩いているのはTOTOのジェフ・ポーカロで、これまでのスティーリー・ダンにはなかったリズム。

ギターソロが堪能できる間奏ですが、ここの部分はリズムこそ異なりますが、イントロのコードなんですな。コピーしていても、しばらく気づきませんでした。ギターソロ後半に、ものすごく速いパッセージがあるのですが、僕がまともに弾けるわけないので、だいぶスピードを落として弾いています。そのせいでギターの音質がちょっと変わっちゃいましたねぇ。