There’s The Rub A面3曲目。

Wishbone Ashというバンドは、一般にメジャーではなく、知る人ぞ知るという存在ですが、このアルバムが出た当時、ちょっとはヒットを出そうという気も合ったのかもしれません。

というのも、この曲、日本ではシングルカットされ、ヒットチャートに一瞬だけ登場したことがありました。ただ、英国ではHometownとSilverShoesがA面、このPersephoneは両シングルでB面だったようです。日本人好みの曲ですね。

歌主体の曲故に演奏は簡単かというと、実はギターソロ部分はとってもテクニカルだったりします。例によって、コードワークはいたってシンプルなのですが、泣きのメロディがよくて、なかなか聴かせてくれます。

ギターバンドの彼らとしては珍しく、ゲストプレイヤーによるオルガンが入っています。そのおかげでしっとりと仕上がっていて、やはりイギリスのバンドだなぁと思わせくれます。

今回の録音としては、やはりソロギターの音色ですね。SAITO GUITARS S-622のフロントピックアップ(ハムバッカー)を使い、歪中ぐらい、エコー深めです。間奏のギターソロ、結構長めです、途中一瞬2台でハモる部分がありますが、とってもWishboneらしいハーモニーで好きな部分です。