今期キリンジ、前回からだいぶ空いてしまいましたが、5曲目。
2008年のアルバム、「7」より。

いろいろ迷って選んだ曲なんですが、結局のところ、最初に買った10周年ベスト盤CDの収録曲になってしまいました。まぁそのベスト盤の選曲がよいということなんでしょうけど。

アルバム「7」はデビュー10周年の発表ということで、この曲もベスト盤の最後から2曲目に入っています。いつもながら、凝りまくっているサウンドは「すごい」の一言なんですが、でもこういうのヒットはしないんでしょうね。

楽器構成は、ピアノ、エレピを左右に配置、ピコピコ系のシンセは2種類、ストリングス。そして分厚いコーラスが入ります。

キリンジって2人ともギター弾きなのに、間奏の派手なギターソロとかないんですよねぇ。でもインスト部分の聴きどころもあります。この曲では、終盤にエレピのアドリブみたいなのが1分も入っています。これはどういう意図なのかな。

凝りまくるコードワークなんですが、サビの2回繰り返しで、2回目cheek to cheekのコードが意表をついていてぶっ飛んでしまいます。あれっ? これってスティリーダンっぽい? でも、具体的にどの曲のどの部分かって言われると出てこないんですけどね。