今期ユーミン第7回目は2004年11月リリースのアルバム「VIVA! 6×7」より、「恋の苦さとため息と」

なんだか昭和なタイトルですし、ユーミンぽくない曲調ですが(あ、いや、真夏の夜の夢の系統ならばユーミンっぽいのか?)、珍しいリズムの曲なのでやってみました。

こういうドラムはポップスではあまり聴きませんね。僕の知ってる人で言えば、1960年代のマイルス・デイビス楽団のトニー・ウィリアムスかな。

オーケストラをフルに動員している感じな豪華なアレンジになってます。が、ハープシコードっぽい音が入っていて、曲に特徴的な色付けをしています。

全体的にモヤモヤしているので、ホーンとストリングスの振り分けとか不明確な部分が多分にあります。ご勘弁。

トランペットがちょっと複雑な音色になっていて、ミュートがかかってるやつとかかってないヤツがいるような感じなんですけど、クレジットを見ると、Jerry HeyとGary Grantって書いてあります。ご存じSeawindのブラス隊ですね。

途中、3拍子になって曲調を一変させている部分があります。ボーカルのトーンもいじっていて、古い映画のような味をだしてますね。