Journey Through The Secret Life of Plants 6回目。

C面のラストに入っているきれいなバラード。スティービーはバックコーラスを歌っていて、メインボーカルは元妻のシリータ・ライトです。

結婚して18か月で離婚してしまったそうだけど、その後にStevie Wonder Presents Syreetaというアルバムを出してプロデュースしているので、けんか別れという訳ではなかったのかな?

僕はこの人のことはあまり知らないのですけど、ジェフベックがBlow by blowで弾いてるCause We’ve Ended as Lovers(哀しみの恋人達)は上記アルバムでシリータが歌うために書かれた曲だそうな。知りませんでした。

さて、今回のこの曲、映画の中で、あれ、出てこないなぁと思っていたら、最後の最後、スタッフロールで使われていました。

ピアノとアコースティックベース、打楽器はボンゴのみというシンプルな編成でしっとりと聴かせます。

リズムに凝ったところはないんですが、冒頭のメロディーが音符3つの塊で進んで行くので面白いアクセントになっています。ここにボンゴとベースのスライドダウンが上手く絡んでノリが生まれてます。

Aメロのコード進行は普通っぽいのですが、Bメロで転調して、B’でさらに転調します。サビでもう1回転調するのですが元の調に戻ってる。このBメロは2番では2回繰り返しなんですが、単純に繰り返してるのに自然につながってるんです。ん、何でだ? 上手くできてるなぁ。

2番のバックコーラスは最初1人なんですが、繰り返しで2人になり、メイン含めて3部になります。