Wishbone Ash、Argus 7曲目。最後。

前の曲から長いインターバルを置いてフェードインする曲。アルバム中、一番親しみやすい曲調。

歌前の長いイントロはツインリードのアンサンブル。とっても簡単ですが、長いので気が抜けないのが難点。ドラムが入ってから3つ目のギターが入りますが、Guitar2とオクターブのユニゾンで、ライブでは当然入ってません。

歌はちょっと哀愁を帯びて感動的なメロディです。この曲に限らず、アルバム全体を通してコード進行がダイアトニックの範囲で収まっており、非常に素直な作曲です。なので、当時、取っつきやすかったんだろうなぁと思います。

歌部分の伴奏は2台のギターの弾き方を変えていますが、凝った仕掛けもなく、淡々と進んで行きます。というか、この歌部分はその後のギターパートの前奏なんでしょう。

で、アルバム最後を飾るギターソロ。左右2台で弾いてますが、これは多分両方ともアンディ・パウエルです。ソロは左右バラバラに弾いていますが、サビ頭だけ左右がシンクロし、強調されて盛り上がるという仕掛けなのかな。

ソロパートのバックにはオルガンが入っています。アルバムを通じてキーボードはここだけ。ライブではソロは1台で、もう1台はコードを弾いてます。

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ということで、Argus全曲を終えました。

日本ではそんなに有名なバンドではありませんが、僕のエレキギターライフの出発点であり、バンドというもののイロハを学んだお手本となったサウンドでした。今回は、お清書するような気持ちで弾いてみました。