関ジャムJ-POP BEST 3回目は26位、Superflyの 愛をこめて花束を(2008年)です。

1人でSuperfly、T.M.Revolutionみたいなものなの? と思ったら、デビューして半年はそもそも多保孝一さんと越智志帆さん2人グループだったとのこと。

その多保さんは脱退後もしばらくはSuperflyに関わっており、この曲も作詞作曲をしています。

越智さんのボーカル、なんと力強いと思っていましたが、ジャニス・ジョプリンに影響を受けたということなので、さもありなんという感じですね。

さて、この曲ですが、アレンジっぽいアレンジはありません。バンドメンバーが集まって適当にコード弾いて、後からストリングスだけを足したような。でもストリングス、大音量なんですが。

ライブでもストリングスが大音量なので、サウンドの主体はきっと弦なのですね。それにバンドがリズムを刻んでる、という考えなのかな。

歌無しで聴くと、モゴモゴっとしていて、洗練されていない。
越智さんの力強いボーカルありきの曲で、伴奏はあくまで伴奏なんでしょうね。

ギターの音もリードを弾くわけでもなく、クリーンでもなく、野暮ったい音色でじゃかじゃか鳴らしてるだけ。2000年以降のJ-POPのバンドサウンドってこんなものなのかな。きっとこの音色を良しとするのでしょう。

曲は所謂カノン進行ってやつですよね。

唯一、Cメロ8小節だけハードロックになって1小節だけスライドギターが出てきます。ここの部分はTVで聴いた記憶がなかったのでちょっと新鮮でした。