ナショナル・ヘルスの「Of Queues and Cures」から、The Bryden 2-Stepです。

ナショナル・ヘルスの曲でこれまでアップロードしてきたのが、歌入りのBinacularsや、解散後に一時結成して作った曲だったので、ちゃんとした？のは初めてになります。

この曲は2パートに分かれており、アルバムの最初と最後に入っているので、どっちをやろうかと迷ったあげく、どっちも捨て難いので両方やることにしました。

パート1冒頭は小鳥のさえずりと共に、オルガンがフェードイン。シンセとユニゾンでベースが鳴ります。
で、ギターが登場し、親しみやすいメロディを弾きます。カンタベリーのオルガンも鳴ってますね。小節No.47からサビに移ります。これ、後でまた出てきます。
No.80からは、ピアノのコードにクリーン系のギターが乗り、合間にディストーションギターが絡みます。クリーンギターでコードでアクセントをつけるのがいい感じ。

間にホーンが出てきてアンサンブル。ドラムのリムショットが特徴です。

小節No.109から、サビのメロディが繰り返されますが、今度は弦入り。CDによれば、ゲストメンバーでチェロがクレジットされていますね。

んで、出てきました。カンタベリーのシンボル、ジュージュー鳴るオルガン。ギターと絡んで、パート1エンディングへ。
パート1エンディングはエレピがバッキングを延々弾き、ベースソロで終わります。

パート2はマーチ風のリズムでオルガンがカッコいいコードを弾きます。ギターがおどろおどろしくカンタベリーオルガンとハモります。エンジン全開って感じ。

いったんテンポチェンジしてシンセソロ、そしてパート1にも出てきた最初のメロディとサビが出てきます。パート1ではギターがオクターブ下を引いていましたが、パート2では下がりません。
サビが終わると、静かになって2台のシンセが絡んで終了。ベースは2つの弦を使ってハーモニックスで高い音を出します。

作曲はキーボードのデイブ・スチュワート。この人の曲をやってみたのは初めてですが、すごく作りこむ人ですね。

2-Stepってダンスのパターンのことなんでしょうか？ Amphibiansっていうのは辞書によると両生類のようなので、両生類のためのダンスですかね。バリバリ変拍子なんですけど。
ジャケットには不思議の国のアリスのタートルとグリフォンの絵が載ってますが・・・