コラボチャンネル「ジャムスペース」用にコピーした曲です。
バート・バカラックの曲で、邦題「恋の面影」。
オリジナルの歌手はイギリスの歌手、ダスティ・スプリングフィールド。1967年。
僕はセルジオ・メンデス&ブラジル’66のバージョンで知っていましたが、実は映画「007 カジノロワイヤル」の曲だという。
あれ、おかしいな。カジノロワイヤルって21世紀になってからの映画じゃなかったっけ?
実は古かったのか? と、調べてみると、1967年のカジノロワイヤルは、我々がよく知っている007シリーズとは別の系統の作品で、原作はイアン・フレミングなんだけど、パロディで、コメディなんだとか。う、知らなかった・・・。
で、今回のはカナダの女性歌手、ダイアナ・クラールの2001年のバージョンです。カナダではNo.1ヒットになっているらしい。この人、ピアノも弾く人で、この曲のピアノもおそらく彼女。
経歴をみると、2003年にエルヴィス・コステロと結婚って書いてありますね。そうなのか。
さて、このアレンジはゆったりとしていて、オケのアレンジも素晴らしい雰囲気です。
Aメロの部分、コードの内声が半音ずつ上下していて、なんか、007の音楽でよく出て来るような雰囲気。これ、007音楽のお約束なのかな、と思ったのですが、他の人のアレンジではそうなっていません。単なる偶然か?
先ほども書いた間奏のピアノソロですが、ピアノでは普通の左手のコードが一切ありません。こういうプレイスタイルなのかなと思いますが、これはこれでアリですね。ライブでは普通に左手も弾いているので、こういうアレンジなのですね。
ということで、yukaさん、y-bassさんとのコラボバージョンはこちら。
お久しぶりです、 柊しじまさん。
前回のSummer Softのカバーが素晴らしく、コメントしようかと思っていたら、新たなアップがあったのでこちらに。
ダイアナ・クラールの2001年のバージョンは素晴らしいですね。
（ポスターの中のダイアナ・クラールが歌うやつですよね。）
私もこのPVにインスパイアされ、カバーを自作してみました。
まったく違ったアレンジですけど。よろしければ、以下で検索を。
The Look Of Love(1967) Burt Bacharachの名曲を４つ打ちでアレンジしてみる
ストリングスアレンジのコピーもいつもながらハイクオリティ（ここまで音をとれるのは脱帽です）ですし、ストリングスにかぶさる木管が単音と復音を使分けているところなど、なるほど！という感じでした。
ひとり宅録じゃなくて、コラボをすると新しい音楽を教えてもらえて世界が広がりますね。
ここの所、Spotifyのおかげさまで、知らなかった曲をすぐ聴くことができて、重宝しています。
YouTubeのMVは後日知りました。今、Look of Loveはセルジオメンデスじゃなくってこちらの方が有名なんだそうですね。時代は変わっていきますね。