よし、防音室を作るぞ!!(その1)

2018年5月、YouTube投稿数500に達した時点の雑感に、今後に向けて質の向上を図りたい・・みたいな事を書いたのですが、どういうことかというと、宅録環境をグレードアップしたいという事なんです。

度々書いてますが、5年やって来ての問題点は
1)生ギターが使えない
2)ギターの出音にフィードバックがかからないので音が伸びない
3)バッキングボーカル音源のグレードを上げたい

という事です。3)はVocaloid5を導入して、以前よりは少しだけマシになりました。だから当面はこれで我慢です。
1)と2)は集合住宅ゆえ、大きな音が出せないということです。解決するには防音室を作るしかありません。

自宅(マンション)内の1室を防音室にリフォームします。

ん、たったそれだけの理由で?

そんな訳ないじゃないですか。
どうにも言い訳めいていますが、要するにいつでもまともな音を出したいの!!

それは音楽をやっている者にとっての永遠の夢だから。
やっぱりちゃんとアンプから音を出したいから。
思いっきり生ギターをかき鳴らしたいから。

本当はもっと早く決断すれば良かったのかもしれませんが、プロでもない、音大生でもないオヤジが防音に大金を投入するのは、世間的に見てかなり酔狂なことでありましょう。

大資産持ちでもお金持ちではありませんし。

それ故、500という投稿数、1000本を目指すという目標は、言い訳として必要なのだと思います。
もう1つは、60という年齢。この先何歳まで健康でいられるのか分かりませんが、常識的に考えて、いいとこあと10年? いや、ポール・マッカートニーは76でも頑張っているのだから15年くらいはいけるのかな。

とにかく、よぼよぼになってから人生後悔しても遅いのです。

今しかない!!

還暦という節目にあたり、「豪華海外旅行」ではなく「防音室」にお金をかけることに決めました。

誰しも、こだわりってのがあると思うんですが、これが僕のこだわり。わがまま。
一生のお願いって、「本当に一生の」でもない時によく使う言葉ですが、今回ばかりは本当に一生のお願い。(誰に言ってるんだろう・・・)

カミさんは「自分の宅録用には要らない」と言ってますが、ちょいちょいギター弾きを頼まれるし、大きな音で音楽聴きたいと思うことはあるらしいので、完成したら全く使わないという事はないでしょう、きっと。

で、どのくらいのお金をつぎ込むのか?
これはピンキリですし、はっきり書くのは気が退けますが・・

車(我が家のはHonda FIT Hybridですが)より少し高い程度と言っておきましょう。ですが、人生においてマイホームの次に高い買い物となりました。

とにかく、宅録活動を始めた5年前時点での見通しに無かったことをやろうとしているわけで、この先の生活資金に手を付けるわけにはいきませんし、この歳で借金もしたくありません。

どうしたのか?
実は、親から遺産相続したささやかな土地が実家(今は兄宅)の隣町にありまして、それを売却したのです。

親としては将来僕がそこに家を建てて住むという目論見だったようです。でも、僕は30年前にさいたま市にマンションを買ってしまったので、その土地は住む予定がないまま、長らく空き地になっていました。それを今回役立てることにしたという訳です。

住むはずだった土地を売って、今の住居のリフォームをするのだから、まぁいいだろう、ということで。

と、一大決心をしたのですが・・・土地の売却に8か月もかかってしまいました。都会の一等地でもなければ土地ってそう簡単に売れるもんじゃないんですね。世の中キビシイ!!
(つづく)

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