今期Stevie Wonder 9曲目。アルバムIn Square Circleより。

この曲もI Love You Too Much同様耳に残る曲。
久々にギター入りの曲でした。

La La Landという映画が2016年(日本では2017年)に公開され、話題になりました。僕は公開時じゃなくて、後でテレビで見たのですが、タイトルに関してはあまり気に留めていなかったと思います。でも、スティービーに今回のLand of La Laという曲があったよなぁ、とどこかで気になっていたかもしれません。

今回この曲をやるにあたり、La La Landの英語的ニュアンスを調べてみて、

ハリウッド＝虚構の夢の国のあるロサンゼルスのことを、ラララという能天気な感じで、ややシニカルに表現した言葉だということを知り、あー、そういえばアメリカではLos Angelesは普通にL.A.って言うんだっけ、と思い出しました。

ロスって日本でしか通用しないんでしょ、LosだとTheって言ってるだけだものね。
スティービーも歌中で「エルエー、エルエー」ってシャウトしてますね。

アルバムIn Square CircleのB面はダンサブルな曲が多く、この曲もまさにそう。特徴的なのは、リズムがずーっと同じこと。ドラムはおそらく打ち込み。フィルインのバリエーション込みでも16小節で一巡するドラムが無限に続きます。

コード進行も割と単純で、8小節パターンのリフが続き、Bメロが2回入る所以外はずっと同じです。これで、僕のカバーとしては頑張りどころがあるのだろうか、と思ってしまったのですが、実は結構計算されたアレンジでした。

構成は
長いイントロ(リフx4)、Aメロ(伴奏はリフx2)、Bメロ16小節、サビ?(伴奏はリフx2)
間奏(リフx2)、Aメロ(伴奏はリフx2)、Bメロ16小節、サビ+エンドリフ(延々リフ)

コード的にはリフばかりなのですが、イントロとAメロとサビでは伴奏のパターンが違います。また、イントロと間奏も、キーボードが入っていない状態から次第に楽器が増えていくような演出になっています。

まぁいろいろと考えてますね。