毎年年末にやってるユーミンですが、今年は真夏にやります。

なぜ毎年年末にやっているかというと、かつて毎年アルバムをリリースしていた頃、それがほぼ11～12月で、年末が近づくとユーミンの季節、と、勝手に思っていたからです。

これまで62曲やっていて、昨年末までで一応、全アルバムから1曲以上やりました。今年以降は、また違う視点で選曲しようと思っておりました。

つい先日、WOWOWでYUMING SURF & SNOW in Zushi Marina Vol.16(2002.7)と最終回のVol.17(2004.7)が放送されました。ちょうど今頃、プールでのライブということで、夏に似合う曲が選曲されています。

もちろん知ってはいる曲なんですが、僕がこれまで選んできた曲とほとんど被っていないのです。とってもショックでした。とてもライブ映えしていて、カッコいいのに・・・

これまで無意識に冬の曲を選んでしまっていたということなのか?

ちなみに、1982年のPEARL PIERCEは6月発売ということもあって、僕の勝手な印象としては夏の匂いがするアルバムなんですよね。

ということで、2002年/2004年の逗子マリーナライブのセットリストから何曲かやってみたいと思います。

初回の今回は「流線形’80」から「入江の午後3時」。舞台は三浦半島油壷で、シングルのジャケットは葉山マリーナで撮影されたということなので、このライブにはぴったりの曲なのだと思います。

割とストレートで軽めな曲かと思いましたが、やってみると、アレンジがかなり凝った作品だということがわかります。オーケストラはストリングス2種、木管2種、金管3種、ハープまで入っていて、ほぼフルラインナップという感じです。

ギターはリズム系の他、アクセント的にちょこちょこ、ミュートギターも入ってます。打楽器系ではキメのところではビブロスラップが使われていて、おもしろいです。