Hall & Oates 4回目。
違う傾向の曲を選んだら結局同じ1981年のNo.1ヒットになってしまいました。

無機的な音質で完全に人間らしさをなくしたドラム。4つ打ちで、最初から最後までオカズなし、ずーっと同じビート。本当にリズムマシーンなのか?

ベースも弦ではなく、おそらくシンセ。

そこに乗るエレピは2つ。曲中ずっとキラキラを振りまくのと、シンセ的なリフを重ねるヤツ。

バックに遠く聴こえる白玉オクターブのストリングス系の音

ギターは硬い音でこれまた機械的にリフを繰り返す。

もう絵に描いたような’80年代サウンドなんですが、逆に言えば、彼らが’80年代をこうやって作っていたのかも。

Aメロとサビはほとんどワンコード的な流れですが、その中に時々混じる甘味のBメロがほっとさせます。バックコーラスもいい感じです。

後半でてくるサックスがとっても人間臭く感じられます。

演奏は簡素で機械的なため、エレピ1とサックス以外コピーするのは楽でしたが、じゃぁこういうサウンドを発明できるのかと言われれば、自分にはできっこないわけで、やはり創造者はエライと思います。ハイ。